【デッキ紹介】連合の実験室 vol.2「奇跡的感染」【レガシー】
2018年11月10日 デッキ紹介
デッキ紹介記事まとめは下記よりどうぞ
https://manacapsule.diarynote.jp/201812100147053518/
にどめまして。シミックンです。
NinjiNさんに続きまして、現在使っているレガシーのデッキ紹介をしていこうと思います。
流れ的には「マナカプデッキ探訪 Vol.2」とすべきところですが、
シミック信仰の色が強いデッキには「連合の実験室」としていきたいと思います。
さて、今回の実験体は感染。
レガシーにおけるシミックの有力アーキタイプになります。
その人気の理由は、
「安い」「早い」「強い」何より「楽しい」!
細かい解説は後に回すとして、なぜ今下火になっているのか?
それは、あのカードの禁止の影響が大きいといえるでしょう。
…まぁ、残当ですよね。
・手札が見れる ⇒コンボが成功するかの前方確認。
・Φマナ ⇒感染の速度ならカンケー無し
・キャントリップ ⇒デッキ圧縮
強い。このカードの抜けた穴を埋めるのは至難の業です。
しかしそこはシミック信者。
独楽の抜けた奇跡のように、
新しい環境への適応ができないかを模索してみようではありませんか。
そのデッキリストがこちら。
■デッキ解説
ベースは感染そのままですが、ギタ調の代わりに採用したのは《思案》。
速度を落としてまで採用するからには、それなりのメリットが欲しいところ。
深く思案し続ける中、シミックの書庫から引っ張りだしたカードがこちら。
…は? 何このリミテボム。
そう思ったあなたはまだまだ新米信者。
感染デッキ、シミックデッキにおけるこのカードの価値を説明すると、
・+6/+6修整 ⇒強大化と同等のワンパンレベルのサイズアップ
・トランプル付与 ⇒狂暴化しか持っていなかったゴリ押ししたいときの突破力
・奇跡(緑) ⇒軽いは正義
・ルアー効果 ⇒シミックの苦手な除去、もしくは、その他のメンバーのアンブロ化
非の打ちどころが無い。((4)(緑)(緑)ソーサリー)
《思案》、《ブレスト》、《森の知恵》によって仕込まれる奇跡は、
《ギタ調査》時代を忘れさせてくれるほどの楽しいプレイングを実現してくれました。
ここで、感染について詳しく知らない方に向けて、勝ちパターンをご紹介。
①感染持ちクリーチャーを展開
②パンチ&パンプ
③毒カウンター10個貯まって死亡
最速パターンはこれまでの、
1t目:土地セット ⇒《ぎらつかせのエルフ》
2t目:土地セット ⇒《激励》(+4/+4修整)+《狂暴化》(+5/+0修整)
または、
2t目:土地セット ⇒《貴族の教主》(+1/+1修整)or《ペンデルヘイヴン》(+1/+2修整) ⇒《激励》(+4/+4修整)×2
なのですが、ブロッカーがいるだけで破綻する脆さもありました。
ところが奇跡を搭載したことで、2t目にブレストなどを使って仕込めば、
3t目にはデメリットの無い+6/+6修整&トランプルでブロッカーを乗り越えることができるようになったのです。
また、感染クリーチャーにだけ集中している相手に対して、
教主の通常ダメージに切り替えて、奇跡+狂暴化で14点パンチというプランも副産物です。
■こだわりポイント
このカードも独自の調整枠ですが、なかなか良い働きをしてくれます。
単純に使うと2マナ1点火力。
これだけでも、デスタクにおける天敵《サリア》や
青黒系最強ブロッカー《悪意の大梟》を排除することができます。
小粒を一掃されてしまう《梅澤の十手》なんかの対抗手段としても中々で、
チャンプブロック後に投げ飛ばしを起動すれば、十手にカウンターが乗らずに済みます。
ですが、その真価はダメージの発生源。
なんと、装備したクリーチャー自身がダメージの発生源になるのです!
え? それがどうしたって?
ずばり、感染ダメージが飛ばせるんですよ、奥さん!!
場が膠着してきて、攻撃してもダメージが通らない…
そんなジリ貧パターンでも、弾さえ引けば押し切れるのです。
サイドボードからも紹介。
《ゲスの玉座》
一時期、チャリス対策としてレガシー環境で注目を浴びていましたが、
感染デッキではその増殖効果が勝ちに直結します。
メインに入れた迫撃鞘や墨蛾、サイドの《呪文滑り》など意外と弾も多く、
中~低速プランへの切り替えも可能にしてくれます。
《任務説明》
スタンから、数少ないシミックパーツも採用。
このカードの何よりの強みはピッチスペルを再利用できること。
《激励》2枚が勝ちにつながる感染デッキにおいて、5枚目の激励であり、
《Will》、《目くらまし》、《水没》であるこのカードは入ってしかるべきです。
メインに入っていない理由としては、青が出る土地を2枚しか入れていないから。
相手が土地を攻めてこないと判断したら、積極的にサイドインしたいところです。
■感染対策
感染に興味は無いけど、相手にしたときに勝ちたい!という人向けに軽くアドバイスを。
①クロックを焼け
…感染としても守る用意はしているので、土地が寝ている間に躊躇せずに除去しましょう。
パンプ呪文に対応して除去できるのは理想ですが、ターンを返すことで、
Will、貫き、目くらまし、《巨森の蔦》をドローされる可能性も与えることになるわけで。
特に赤いデッキの方は、激励で回避されたついでに殴られては、敗北必至です。
②ブロッカーを立てろ
…《荒廃の工作員》以外はブロックされるだけで辛い状況になります。そのための奇跡でもあるのですが。
感染としては大梟ですらマストカウンターレベルなので、構えるよりも出しておくのが良いです。
③土地を攻めろ
…僕のデッキリストこそ基本土地多めにしてますが、フェッチランドがほとんどなので、
《血染めの月》を最速で置かれると沈黙しますし、リシャポで墨蛾を止められるのも厳しいです。
今回の実験はここまで。
次回はスタンのカードを活かしたモダンデッキを紹介する予定です。
https://manacapsule.diarynote.jp/201812100147053518/
にどめまして。シミックンです。
NinjiNさんに続きまして、現在使っているレガシーのデッキ紹介をしていこうと思います。
流れ的には「マナカプデッキ探訪 Vol.2」とすべきところですが、
シミック信仰の色が強いデッキには「連合の実験室」としていきたいと思います。
さて、今回の実験体は感染。
レガシーにおけるシミックの有力アーキタイプになります。
その人気の理由は、
「安い」「早い」「強い」何より「楽しい」!
細かい解説は後に回すとして、なぜ今下火になっているのか?
それは、あのカードの禁止の影響が大きいといえるでしょう。
Gitaxian Probe / ギタクシア派の調査 (青/Φ)
ソーサリー
((青/Φ)は(青)でも2点のライフでも支払うことができる。)
プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーの手札を見る。
カードを1枚引く。
…まぁ、残当ですよね。
・手札が見れる ⇒コンボが成功するかの前方確認。
・Φマナ ⇒感染の速度ならカンケー無し
・キャントリップ ⇒デッキ圧縮
強い。このカードの抜けた穴を埋めるのは至難の業です。
しかしそこはシミック信者。
独楽の抜けた奇跡のように、
新しい環境への適応ができないかを模索してみようではありませんか。
そのデッキリストがこちら。
■デッキ名:奇跡的感染(シミック感染)
■デザイナー名:シミックン
■メインボード(60)
土地(19)
1《Tropical Island》
1《繁殖池/Breeding Pool》
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven》
1《不毛の大地/Wasteland》
3《森/Forest》
4《霧深い雨林/Misty Rainforest》
2《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
2《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
4《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》
クリーチャー(12)
4《ぎらつかせのエルフ/Glistener Elf》
4《荒廃の工作員/Blighted Agent》
4《貴族の教主/Noble Hierarch》
呪文(29)
4《目くらまし/Daze》
4《渦まく知識/Brainstorm》
3《意志の力/Force of Will》
3《思案/Ponder》
4《激励/Invigorate》
2《狂暴化/Berserk》
2《輪作/Crop Rotation》
2《狩られる者の逆襲/Revenge of the Hunted》
2《呪文貫き/Spell Pierce》
1《森の知恵/Sylvan Library》
1《強大化/Become Immense》
1《迫撃鞘/Mortarpod》
■サイドボード(15)
2《巨森の蔦/Vines of Vastwood》
2《水没/Submerge》
2《ゲスの玉座/Throne of Geth》
1《意志の力/Force of Will》
1《狼狽の嵐/Flusterstorm》
1《テゼレットの計略/Tezzeret’s Gambit》
1《ヴィリジアンの堕落者/Viridian Corrupter》
1《シミックの魔除け/Simic Charm》
1《呪文滑り/Spellskite》
1《帰化/Naturalize》
1《不毛の大地/Wasteland》
1《任務説明/Mission Briefing》
■デッキ解説
ベースは感染そのままですが、ギタ調の代わりに採用したのは《思案》。
速度を落としてまで採用するからには、それなりのメリットが欲しいところ。
深く思案し続ける中、シミックの書庫から引っ張りだしたカードがこちら。
Revenge of the Hunted / 狩られる者の逆襲 (4)(緑)(緑)
ソーサリー
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+6/+6の修整を受けるとともにトランプルを得て、このターンにそれをブロックできるすべてのクリーチャーはそれをブロックする。
奇跡(緑)(あなたがこのカードを引いたとき、これがこのターンに最初に引いたカードだった場合、あなたはこれの奇跡コストを支払うことでこれを唱えてもよい。)
…は? 何このリミテボム。
そう思ったあなたはまだまだ新米信者。
感染デッキ、シミックデッキにおけるこのカードの価値を説明すると、
・+6/+6修整 ⇒強大化と同等のワンパンレベルのサイズアップ
・トランプル付与 ⇒狂暴化しか持っていなかったゴリ押ししたいときの突破力
・奇跡(緑) ⇒軽いは正義
・ルアー効果 ⇒シミックの苦手な除去、もしくは、その他のメンバーのアンブロ化
非の打ちどころが無い。(
《思案》、《ブレスト》、《森の知恵》によって仕込まれる奇跡は、
《ギタ調査》時代を忘れさせてくれるほどの楽しいプレイングを実現してくれました。
ここで、感染について詳しく知らない方に向けて、勝ちパターンをご紹介。
①感染持ちクリーチャーを展開
②パンチ&パンプ
③毒カウンター10個貯まって死亡
最速パターンはこれまでの、
1t目:土地セット ⇒《ぎらつかせのエルフ》
2t目:土地セット ⇒《激励》(+4/+4修整)+《狂暴化》(+5/+0修整)
または、
2t目:土地セット ⇒《貴族の教主》(+1/+1修整)or《ペンデルヘイヴン》(+1/+2修整) ⇒《激励》(+4/+4修整)×2
なのですが、ブロッカーがいるだけで破綻する脆さもありました。
ところが奇跡を搭載したことで、2t目にブレストなどを使って仕込めば、
3t目にはデメリットの無い+6/+6修整&トランプルでブロッカーを乗り越えることができるようになったのです。
また、感染クリーチャーにだけ集中している相手に対して、
教主の通常ダメージに切り替えて、奇跡+狂暴化で14点パンチというプランも副産物です。
■こだわりポイント
このカードも独自の調整枠ですが、なかなか良い働きをしてくれます。
Mortarpod / 迫撃鞘 (2)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
生体武器(この装備品(Equipment)が戦場に出たとき、黒の0/0の細菌(Germ)クリーチャー・トークンを1体生成し、その後これをそれにつける。)
装備しているクリーチャーは+0/+1の修整を受けるとともに「このクリーチャーを生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。このクリーチャーはそれに1点のダメージを与える。」を持つ。
装備(2)
単純に使うと2マナ1点火力。
これだけでも、デスタクにおける天敵《サリア》や
青黒系最強ブロッカー《悪意の大梟》を排除することができます。
小粒を一掃されてしまう《梅澤の十手》なんかの対抗手段としても中々で、
チャンプブロック後に投げ飛ばしを起動すれば、十手にカウンターが乗らずに済みます。
ですが、その真価はダメージの発生源。
なんと、装備したクリーチャー自身がダメージの発生源になるのです!
え? それがどうしたって?
ずばり、感染ダメージが飛ばせるんですよ、奥さん!!
場が膠着してきて、攻撃してもダメージが通らない…
そんなジリ貧パターンでも、弾さえ引けば押し切れるのです。
サイドボードからも紹介。
《ゲスの玉座》
一時期、チャリス対策としてレガシー環境で注目を浴びていましたが、
感染デッキではその増殖効果が勝ちに直結します。
メインに入れた迫撃鞘や墨蛾、サイドの《呪文滑り》など意外と弾も多く、
中~低速プランへの切り替えも可能にしてくれます。
《任務説明》
スタンから、数少ないシミックパーツも採用。
このカードの何よりの強みはピッチスペルを再利用できること。
《激励》2枚が勝ちにつながる感染デッキにおいて、5枚目の激励であり、
《Will》、《目くらまし》、《水没》であるこのカードは入ってしかるべきです。
メインに入っていない理由としては、青が出る土地を2枚しか入れていないから。
相手が土地を攻めてこないと判断したら、積極的にサイドインしたいところです。
■感染対策
感染に興味は無いけど、相手にしたときに勝ちたい!という人向けに軽くアドバイスを。
①クロックを焼け
…感染としても守る用意はしているので、土地が寝ている間に躊躇せずに除去しましょう。
パンプ呪文に対応して除去できるのは理想ですが、ターンを返すことで、
Will、貫き、目くらまし、《巨森の蔦》をドローされる可能性も与えることになるわけで。
特に赤いデッキの方は、激励で回避されたついでに殴られては、敗北必至です。
②ブロッカーを立てろ
…《荒廃の工作員》以外はブロックされるだけで辛い状況になります。そのための奇跡でもあるのですが。
感染としては大梟ですらマストカウンターレベルなので、構えるよりも出しておくのが良いです。
③土地を攻めろ
…僕のデッキリストこそ基本土地多めにしてますが、フェッチランドがほとんどなので、
《血染めの月》を最速で置かれると沈黙しますし、リシャポで墨蛾を止められるのも厳しいです。
今回の実験はここまで。
次回はスタンのカードを活かしたモダンデッキを紹介する予定です。
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