【デッキ紹介】マナカプデッキ探訪 Vol.3「ローエンド土地単」【レガシー】
デッキ紹介記事まとめは下記よりどうぞ
https://manacapsule.diarynote.jp/201812100147053518/

こんにちは。
Mana Capsuleのしんちゃんです。

マナカプデッキ探訪、更新がご無沙汰だったみたいなので
自分のDiaryNoteデビューと併せて、記事を書かせてもらおうかと
筆を執った次第です(・ω・`)


■ハロー、レガシー。(前置き)

デッキについて話をさせてもらう前に
少しばかり自分語りにお付き合いいただければと。

あ、いや。
すぐにデッキ紹介したら、中身薄すぎて尺が持たないんです... (´ω` )



レガシーに関わる記事を読まれている皆さんの多くはきっと、
幾度となく次元を渡られ、その先々でぶっ壊れた性能のカードに触れ
「MagicTheGathering(の理不尽さ)が何たるか」
については造詣が深くていらっしゃる事でしょう。

一方、私が渡ったことのある次元は
"イクサラン" "ドミナリア" そして "ラヴニカ" ...のみ。

そう、私はギャザ歴7ヶ月。
車なら初心者マーク必須のペーペーなのである。



初めてギャザに触れたのはMana Capsuleで行われた
基本セット2019のドラフト戦。

「ドラフト戦をするので、興味があれば参加する?」
という"1"さんのお誘いを受け、"かいぱん"さんと共に
スタンダード環境に参入したのが初めの一歩でした。

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https://manacapsule.diarynote.jp/201902092151097734/



レガシーの存在は、スタンダード環境で遊んでいた頃から
対戦卓の隣でメンバーが遊んでいたので知ってはいたものの、
「1枚のパーツが数千円~数万円」と聞かされていたので

「あの世界は沼や。レガシーには絶対近寄ったらアカン。」 (`・ω|壁

そう思っていました。当時は



しかし、レガシーはスタンダードに無い究極の魅力がある。
それは「自分のやりたい事 を 膨大なカードリストから再現」出来る事・・・。

ええ、もちろん惹かれましたとも。

当時、スタンダードでは
「土地で殴る」とか
「ライブラリーアウト」とか
「20点バーンで1パンキル」とか
気が触れているとしか思えない自己満デッキを使っていました。

とはいえ、使えるカードが限られた範囲からは出来る物にも限界がある。
もしレガシーであれば、あるいは・・・。



そこからの記憶は曖昧だ。

しかし断片的に覚えているのは、

お酒の席の勢いでそのまま
Mana Capsuleのメンバーと最寄のカードショップに行った事。

あらゆる通販で万単位の買い物をした事。

気付いたら、予めメモ帳に残していたカードリストが
現物となって手元に今ある事。

そして、翌月のクレジットカードの請求額が諸々込みで6桁になっていた事。

うっ、頭が・・・。



「レガシーの世界はカードが高価だから手を出さない」
と言っていたはずなのに、それが今や
レガシーでも屈指の高価デッキである土地単に手を出しているのである。



「どうしてこうなった。」 (´・ω・`)



■デッキ紹介

前置きで少し尺が埋まったので
そろそろ本題に移らせていただこうかと。


文字だけでは見づらい部分もあると思いますので、
ガチャログさんのサイトでもデッキレシピ化しました。
https://www.gachalog.com/list/98579593



デッキ:ローエンド土地単

●土地(34)
3:暗黒の深部
4:演劇の舞台
2:踏み鳴らされる地
1:山
1:森
1:樹木茂る山麓
4:燃え柳の木立ち
1:蛮族のリング
1:カラカス
1:ボジューカの沼
1:隠れた茂み
1:Glacial Chasm
1:ミシュラの工廠
2:イス卿の迷路
1:裂け岩の扉
4:幽霊街
1:不毛の大地
4:リシャーダの港

●呪文(26)
4:輪作
4:ギャンブル
4:壌土からの生命
4:踏査
1:森の知恵
3:水蓮の花びら
1:マナ結合
3:罰する火
1:クローサの掌握
1:溶鉄の渦

●サイドボード(15)
2:窒息
3:抵抗の宝球
2:燃えがら蔦
1:生命の力、ニッサ
1:世界のるつぼ
1:埋没した廃墟
1:爆積み
1:古えの遺恨
2:クローサの掌握
1:真髄の針




・・・さて、レガシープレイヤーの方なら
このレシピをご覧になって思うことだろう。

「未完成品じゃねぇか!(# `Д´)」と。

そう、土地単と言い張っているものの
中身を見ると土地単の代名詞とも言えるカードたちが軒並み見当たらない

例えるなら「カニ風味のカニカマ」みたいなデッキなのである・・・!



■"純正"土地単との比較

では、この"カニカマ"がどんな物なのか、
"純正"と対比することで詳細に見ていきましょう。

このデッキのスタンスは、名前のとおり
土地単と呼称できる最低限の機能」を維持しつつ
極限までコストを削っている事にあります。

具体的なところでいうと...





The Tabernacle at Pendrell Vale
伝説の土地
すべてのクリーチャーは「あなたのアップキープの開始時に、あなたが(1)を支払わないかぎり、このクリーチャーを破壊する。」を持つ。



Drop of Honey (緑)
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、パワーが最も低いクリーチャー1体を破壊する。それは再生できない。最も低いパワーを持つクリーチャーが2体以上いる場合、その中の1体を選ぶ。 戦場にクリーチャーが1体もいない場合、Drop of Honeyを生け贄に捧げる。



土地単の代名詞とも言える「一番名前の長い土地」と「ハチミツ」です。
クリーチャーたちを刈り取るのに適したカード。

しかしこの2枚、非常にお高いのです・・・(´ω` )
シングル価格のトリム平均で合わせて約37万円。
事業仕分けなら、真っ先に削られそうな箇所です。

コストを抑えるためには削らねばなりませんが、そうなると
クリーチャーが展開されやすい対戦に対して妨害が弱まる。
さて、どうしたものでしょう・・・。



ならば妨害が必要ないくらい加速して殴りきれば良いのでは?(`・ω・´)
という事で、代わりに以下のカードを採用。



Manabond / マナ結合 (緑)
エンチャント
あなたの終了ステップの開始時に、あなたは自分の手札を公開し、その中からすべての土地カードを戦場に出してもよい。そうした場合、あなたの手札を捨てる。



"踏査"よりも土地を並べる力がとても大きく、
併せて"浄土からの生命"を落とす事が出来れば、
次の手番から土地回収→終了ステップで全展開の流れで
より加速出来ると期待して1枚挿ししています。



Sylvan Library / 森の知恵 (1)(緑)
エンチャント
あなたのドロー・ステップの開始時に、あなたは追加のカードを2枚引いてもよい。そうした場合、あなたの手札にあるこのターン引いたカードを2枚選ぶ。それらのカードそれぞれについて、4点のライフを支払うか、そのカードをあなたのライブラリーの一番上に置く。



8点ライフ支払いは痛いですが、3枚ドローは純粋に強い動き
"土地"以外にも"輪作"や"ギャンブル"などの
サポートカードを手中に収めやすく、
"浄土からの生命"の発掘にも置換できる等、
活用の幅が広いため1枚採用しています。



また、下位互換になりますが
近しい能力を持っているカードも順次差し替えています。



Taiga
土地 — 山(Mountain) 森(Forest)
((T):(赤)か(緑)を加える。)

↓↓↓

Stomping Ground / 踏み鳴らされる地
土地 — 山(Mountain) 森(Forest)
((T):(赤)か(緑)を加える)
踏み鳴らされる地が戦場に出るに際し、あなたは2点のライフを支払ってもよい。そうしないなら、これはタップ状態で戦場に出る。



デュアルランドをショックランドへ置き換え
2点ライフ支払いは痛いですが、
価格は10%に抑える事ができました・・・!



Mox Diamond / モックス・ダイアモンド (0)
アーティファクト
モックス・ダイアモンドが戦場に出るなら、あなたは代わりに土地カードを1枚捨ててもよい。そうしたなら、モックス・ダイ

アモンドは戦場に出る。そうでないなら、それをオーナーの墓地に置く。
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。

↓↓↓

Lotus Petal / 水蓮の花びら (0)
アーティファクト
(T),水蓮の花びらを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。



"宝石"から"お花"へ置き換え
使いきりというのが心許ないですが、
非常時のマナとしては使えるため採用しました。



他にも、
・「不毛の土地」と「幽霊街」の配分を変更。
・「フェッチランド」を別の安価土地に変更。

...などなど、とにかく安上がりになるように
出来る範囲で置き換えてみました(`・ω・´)



■気になるお値段は・・・?

さて、ここまで機能を落とし込んだ
ローエンド土地単ですが、現物化には
一体いくらかかるのでしょうか?



ちなみに、"純正"土地単デッキの一例として
以下のレシピを現物化すると・・・
https://deck.hareruyamtg.com/ja/deck/225049/show/



トリム平均価格っ!サイドボード込みでっ!
お値段なんと約60万円・・・!(゜∀゜)
(2019/02/19調べ)



・・・とても手が出せる代物ではありません(´・ω・`)



そうなると、ローエンド土地単には是非とも
手が出しやすい価格に収まっておいてほしいものです。

今回、Mana Capsule しんちゃん頑張りました。

カードの通販なんて殆ど使う機会無かったのに、
あらゆる通販・店舗と比較見積もりして、
平均価格よりも安いところで揃えられるよう
複数店舗に発注の仕掛けをしました。

その努力の結晶がこちら!



トリム平均価格っ!
サイドボード込みでっ!

お値段なんと約9万円・・・!
(2019/02/19調べ)




・・・のところ、さらに安値で揃えて

実勢価格、約8万円・・・!!(・´ー・`)ドヤァ...

エントリーモデルにしては十分頑張ったほうじゃないかと・・・!


■で、実際の使い心地はどうよ?

"純正"に比べればまだまだ伸び白はあるものの、
・「マリット・レイジ」ビートダウンプラン
・「罰する火」バーンプラン
・「リシャーダの港」マナ拘束プラン
など、戦術の幅は広く取れるため可能性が感じられます

一方、その幅の広さ故に
状況で最適な動きを選択する事の難しさがあるので
大会に参加したり、Mana Capsuleのメンバーに
鍛えてもらうのが当面の課題になりそうです。



...というわけで、「ローエンド土地単」を
稚拙な分ではありますがご紹介させていただきました。
いかがでしたでしょうか?

少しばかり自分語りが過ぎていたので、お目汚しにならないかと
ここまで書いておいて今更心配になってはいますが
それだけレガシーには思いを馳せています。

なので、結果的にはお酒の勢いで現物化しちゃいましたが
デッキを作ったことに後悔はありません(・ω・`)

今後は、このデッキを相棒に大会へ出て
時にはご一緒する事があるかもしれません。
その時はどうぞお手柔らかに・・・!



ではまた次回のマナカプデッキ探訪で!!(´ω` *)
次はどんなデッキが語られるのでしょうか。

Special Thanks : GOさん(土地単へ導いてくれたお師匠)

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