デッキ紹介記事まとめは下記よりどうぞ
https://manacapsule.diarynote.jp/201812100147053518/
こんにちはもしくはこんばんは。
Mana Capsuleのわかだ。
さて、突然だが、皆さんはこのカードをご存知だろうか。
1マナ12/12というバグにしか思えないスタッツを持つ化け物クリーチャーである。
もちろん相応のデメリットもあり、戦場に出たときに同じパワー分のクリーチャーを生贄にしないといけない。
これを何とか使いこなそうと世の先人たちは様々な方法を駆使し、このカードを戦場に出してきた。
その筆頭がスタイルフルノートである。
スタイルフルノートとは、もみ消しというカードを使ってファイレクシアン・ドレッドノートの
誘発型能力を打ち消してしまおう! という考えで作り出された非常に粋なデッキである。
が、このスタイルフルノート、大きな弱点がある。
爆発力はあるものの勝ち手段のほとんどがファイクシアン・ドレッドノートに依存しているため、
自身を序盤に引けなかったり、デメリット能力の打ち消し手段が無かった場合は非常に脆かった。
じゃあ「もみ消し」を使わない形を試してみればいいじゃない。
予示ギミックとかミミックを使うとか、色々な手段が考えられたか僕が目をつけたのはこのカード。
戦場に出た時の誘発能力を打ち消しすることができる置き物である。
まず倦怠の宝珠がもみ消しコンボより優れてる点が2つある。
1.先置きができる
2.手札ロスすることなく、相手のCIPクリーチャーを邪魔ができる
しかも! 同じ効果を持ったカードが現環境には2つ存在する。
・トカートリの儀仗兵
・静翼のグリフ
倦怠の宝珠しかない場合は引けないデメリットもあるが、これだけあれば十分にコンボとして成立するのでは?
うーん、なんかデッキコンセプトはいけそうな気がする。
だが、これだけでは足りない…!
これだけでは単純に倦怠の宝珠系を先置きして、ドレッドノートを出すだけの一直線なバカデッキで終わってしまう。
この手のコンボデッキは動きが直線的すぎると、コンセプトがバレた際に容易に対応されてしまうのだ。
この段階で構想は行き詰まり/Standstill、ドレッドノート計画は頓挫するように思えた。
しかし!
天啓とは得てして突然舞い降りるものである。
それは我がマナカプメンバーのGOとレガシーをしていた時のこと。
GO「霊気の薬瓶をセットします」
このGOという男はメンバーきってのデスタク使いである。
霊気の薬瓶/サリア/ちらつき鬼火とかいうカードを使い、
対戦相手から心理的マウントを取ることを生きがいとしている。(偏見)
僕「そのサリア除去するね」
GO「薬瓶起動!」
僕「どうぞ」
GO「ちらつき鬼火出します。(バシィッッ) サリアを指定しますね(チラッチラッ)」
僕「投了します」
GO「いやあ、やっぱ薬瓶は鬼強ですわ」
僕「そう。…ん?」
試合後、100回は説明を受けたでであろうGOのデスタク最強理論を聞き流しながら、
僕はある考えに至っていた。
「ファイレクシアン・ドレッドノートを薬瓶から出せばいいんじゃね??」
まずは霊気の薬瓶というカードのおさらいをしよう。
簡単に説明すると、自分のターンのアップキープ時に蓄積カウンターを載せることを選び、
タップすると蓄積カウンターと同コストのクリーチャーを出すことができる、ということだ。
この薬瓶の強いところは3点ある。
・クリーチャーを戦場に直接出すため、打ち消される心配がない
・インスタントタイミングでクリーチャーを出すことができる
・蓄積カウンターの数分だけ、実質マナ加速できる
そして、お気づきだろうか。
ファイレクシアン・ドレッドノートは1マナである。
つまり!!
1ターン目 ⇒ 土地セット。薬瓶セット。
2ターン目 ⇒ 薬瓶の蓄積カウンターを1へ。土地セット。倦怠の宝珠セット。薬瓶からファイレクシアンドレッドノートを出す。
2ターン目に打ち消されないファイレクシアン・ドレッドノートが瞬速で出てくるのである。
おお、これは強そうだ。
薬瓶を使うのであれば、デスタク要素も取り入れ、相手をロックしつつコンボを成立させる動きを
してみるのも面白いかもしれない。
というわけでデスタクとファイレクシアン・ドレッドノートを融合させた
新たなるデスタク…、「デスノート」が爆誕したのである!!(これが言いたいだけ)
現状のデッキレシピは以下の通り。
基本的な構成はデスタクに黒のスーサイド要素をミックスした感じ。
黒を入れた理由は、このカードも使いたいためである。
ファイレクシアン・ドレッドノートには及ばないものの、
2マナ7/7トランプルという暴力的なスタッツを誇るクリーチャー。
戦場に出た時に相手側にトークンを生み出すというデメリットがあるものの、
それも倦怠の宝珠で打ち消せば問題なし!
またデスタクが得意とするソフトロック戦術にも対応。
サリア+リシャーダの港+不毛の大地
をそれぞれ搭載し、相手の動きを遅延させている間にこちらが盤面を固めていく。
ちなみにサイドボードはコンボ系や虚空の杯を使うプリズン/ポスト系を意識した構成にしている。特に虚空の杯はこのデッキにびっくりするぐらい刺さるので、解呪と名誉回復をフル投入するプランだ。
さてこのデッキ、実際に回してみたところ、身内戦ではそれなりの結果を残してきた。
純粋なビートダウン相手だとそもそもクリーチャーサイズで圧倒できるし、コントロール相手にもリシャポによるソフトロックや、薬瓶による打ち消し無効化が効果を発揮し、5分に渡り合うことができる。
唯一はコンボデッキ相手だとメイン戦では耐性がないので、サイドからの戦いを強いられるのがつらいところだが、まあそこは許容(雑)。
というわけで身内戦でそれなりの結果を残し、いよいよ店舗大会でのデビュー戦…デスノートがついにレガシー界に降り立つ。
そして、僕はレガシー界の神になる!!!
以下、その時の結果。
晴れる屋大阪休日レガシー1回目 2-3
晴れる屋大阪休日レガシー2回目 1-3
ん…あれ? 微妙…
1回目はまだ希望は残せたものの、2回目にいたってはボロボロである。
何がダメだったのか…。
各対戦デッキとの総合戦績は以下の通り。
VS エルドラージポスト 1勝2敗
VS 青白ソプターコンボ 0勝1敗
VS 青赤スニークショー 1勝0敗
VS 青白コントロール 1勝0敗
VS 青白ミラクル 0勝1敗
VS グリコン 0勝1敗
VS 青白石鍛治 0勝1敗
こうしてみると傾向は読みにくいが、負けた試合の敗因は大体パターンは共通していて、
・こちらがコンボを決めるものの、あと一撃というところでドレッドノートと倦怠の宝珠を除去されて負け
ということが多かった。
コンボが揃う確率は高いものの、コンボを決めた後に一度態勢を崩されるなどすると、負けに至ることが多いことがわかった。
特に最近は爆発域の存在が逆風であり、たった一度の起動でこちらのパーツとフィニッシャーを一掃されてしまう。
とはいえ、全く戦えないわけではないので、今後もしばらくは調整を続けていこうと思う。
To Be Continued…(たぶん)
https://manacapsule.diarynote.jp/201812100147053518/
こんにちはもしくはこんばんは。
Mana Capsuleのわかだ。
さて、突然だが、皆さんはこのカードをご存知だろうか。
Phyrexian Dreadnought / ファイレクシアン・ドレッドノート (1)
アーティファクト クリーチャー — ドレッドノート(Dreadnought)
トランプル
ファイレクシアン・ドレッドノートが戦場に出たとき、パワーの合計が12以上になるように好きな数のクリーチャーを生け贄に捧げないかぎり、これを生け贄に捧げる。
12/12
1マナ12/12というバグにしか思えないスタッツを持つ化け物クリーチャーである。
もちろん相応のデメリットもあり、戦場に出たときに同じパワー分のクリーチャーを生贄にしないといけない。
これを何とか使いこなそうと世の先人たちは様々な方法を駆使し、このカードを戦場に出してきた。
その筆頭がスタイルフルノートである。
スタイルフルノートとは、もみ消しというカードを使ってファイレクシアン・ドレッドノートの
誘発型能力を打ち消してしまおう! という考えで作り出された非常に粋なデッキである。
Stifle / もみ消し (青)
インスタント
起動型能力1つか誘発型能力1つを対象とし、それを打ち消す。(マナ能力は対象にできない。)
が、このスタイルフルノート、大きな弱点がある。
爆発力はあるものの勝ち手段のほとんどがファイクシアン・ドレッドノートに依存しているため、
自身を序盤に引けなかったり、デメリット能力の打ち消し手段が無かった場合は非常に脆かった。
じゃあ「もみ消し」を使わない形を試してみればいいじゃない。
予示ギミックとかミミックを使うとか、色々な手段が考えられたか僕が目をつけたのはこのカード。
Torpor Orb / 倦怠の宝珠 (2)
アーティファクト
戦場に出るクリーチャーは能力を誘発させない。
戦場に出た時の誘発能力を打ち消しすることができる置き物である。
まず倦怠の宝珠がもみ消しコンボより優れてる点が2つある。
1.先置きができる
2.手札ロスすることなく、相手のCIPクリーチャーを邪魔ができる
しかも! 同じ効果を持ったカードが現環境には2つ存在する。
・トカートリの儀仗兵
・静翼のグリフ
倦怠の宝珠しかない場合は引けないデメリットもあるが、これだけあれば十分にコンボとして成立するのでは?
うーん、なんかデッキコンセプトはいけそうな気がする。
だが、これだけでは足りない…!
これだけでは単純に倦怠の宝珠系を先置きして、ドレッドノートを出すだけの一直線なバカデッキで終わってしまう。
この手のコンボデッキは動きが直線的すぎると、コンセプトがバレた際に容易に対応されてしまうのだ。
この段階で構想は行き詰まり/Standstill、ドレッドノート計画は頓挫するように思えた。
しかし!
天啓とは得てして突然舞い降りるものである。
それは我がマナカプメンバーのGOとレガシーをしていた時のこと。
GO「霊気の薬瓶をセットします」
このGOという男はメンバーきってのデスタク使いである。
霊気の薬瓶/サリア/ちらつき鬼火とかいうカードを使い、
対戦相手から心理的マウントを取ることを生きがいとしている。(偏見)
僕「そのサリア除去するね」
GO「薬瓶起動!」
僕「どうぞ」
GO「ちらつき鬼火出します。(バシィッッ) サリアを指定しますね(チラッチラッ)」
僕「投了します」
GO「いやあ、やっぱ薬瓶は鬼強ですわ」
僕「そう。…ん?」
試合後、100回は説明を受けたでであろうGOのデスタク最強理論を聞き流しながら、
僕はある考えに至っていた。
「ファイレクシアン・ドレッドノートを薬瓶から出せばいいんじゃね??」
まずは霊気の薬瓶というカードのおさらいをしよう。
AEther Vial / 霊気の薬瓶 (1)
アーティファクト
あなたのアップキープの開始時に、あなたは霊気の薬瓶の上に蓄積(charge)カウンターを1個置いてもよい。
(T):あなたの手札にある、点数で見たマナ・コストが霊気の薬瓶の上に置かれている蓄積カウンターの数に等しいクリーチャー・カードを1枚、戦場に出してもよい。
簡単に説明すると、自分のターンのアップキープ時に蓄積カウンターを載せることを選び、
タップすると蓄積カウンターと同コストのクリーチャーを出すことができる、ということだ。
この薬瓶の強いところは3点ある。
・クリーチャーを戦場に直接出すため、打ち消される心配がない
・インスタントタイミングでクリーチャーを出すことができる
・蓄積カウンターの数分だけ、実質マナ加速できる
そして、お気づきだろうか。
ファイレクシアン・ドレッドノートは1マナである。
つまり!!
1ターン目 ⇒ 土地セット。薬瓶セット。
2ターン目 ⇒ 薬瓶の蓄積カウンターを1へ。土地セット。倦怠の宝珠セット。薬瓶からファイレクシアンドレッドノートを出す。
2ターン目に打ち消されないファイレクシアン・ドレッドノートが瞬速で出てくるのである。
おお、これは強そうだ。
薬瓶を使うのであれば、デスタク要素も取り入れ、相手をロックしつつコンボを成立させる動きを
してみるのも面白いかもしれない。
というわけでデスタクとファイレクシアン・ドレッドノートを融合させた
新たなるデスタク…、「デスノート」が爆誕したのである!!(これが言いたいだけ)
現状のデッキレシピは以下の通り。
■デッキ名:デスノート
メインボード(60)
土地(22)
2《平地/Plains》
2《沼/Swamp》
3《リシャーダの港/Rishadan Port》
3《不毛の大地/Wasteland》
3《Scrubland》
1《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
3《カラカス/Karakas》
3《湿地の干潟/Marsh Flats》
2《汚染された三角州/Polluted Delta》
クリーチャー(24)
3《ルーンの母/Mother of Runes》
3《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
4《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought》
4《狩り立てられた恐怖/Hunted Horror》
4《トカートリの儀仗兵/Tocatli Honor Guard》
2《静翼のグリフ/Hushwing Gryff》
4《闇の腹心/Dark Confidant》
呪文(14)
3《思考囲い/Thoughtseize》
4《倦怠の宝珠/Torpor Orb》
4《霊気の薬瓶/Aether Vial》
2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《名誉回復/Vindicate》
サイドボード(15)
1《名誉回復/Vindicate》
2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《思考囲い/Thoughtseize》
2《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《安らかなる眠り/Rest in Peace 》
2《封じ込める僧侶/Containment Priest》
2《湿地での被災/Marsh Casualties》
3《解呪/Disenchant》
基本的な構成はデスタクに黒のスーサイド要素をミックスした感じ。
黒を入れた理由は、このカードも使いたいためである。
Hunted Horror / 狩り立てられた恐怖 (黒)(黒)
クリーチャー — ホラー(Horror)
トランプル
狩り立てられた恐怖が戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、プロテクション(黒)を持つ緑の3/3のケンタウルス(Centaur)・クリーチャー・トークンを2体生成する。
7/7
ファイレクシアン・ドレッドノートには及ばないものの、
2マナ7/7トランプルという暴力的なスタッツを誇るクリーチャー。
戦場に出た時に相手側にトークンを生み出すというデメリットがあるものの、
それも倦怠の宝珠で打ち消せば問題なし!
またデスタクが得意とするソフトロック戦術にも対応。
サリア+リシャーダの港+不毛の大地
をそれぞれ搭載し、相手の動きを遅延させている間にこちらが盤面を固めていく。
ちなみにサイドボードはコンボ系や虚空の杯を使うプリズン/ポスト系を意識した構成にしている。特に虚空の杯はこのデッキにびっくりするぐらい刺さるので、解呪と名誉回復をフル投入するプランだ。
さてこのデッキ、実際に回してみたところ、身内戦ではそれなりの結果を残してきた。
純粋なビートダウン相手だとそもそもクリーチャーサイズで圧倒できるし、コントロール相手にもリシャポによるソフトロックや、薬瓶による打ち消し無効化が効果を発揮し、5分に渡り合うことができる。
唯一はコンボデッキ相手だとメイン戦では耐性がないので、サイドからの戦いを強いられるのがつらいところだが、まあそこは許容(雑)。
というわけで身内戦でそれなりの結果を残し、いよいよ店舗大会でのデビュー戦…デスノートがついにレガシー界に降り立つ。
そして、僕はレガシー界の神になる!!!
以下、その時の結果。
晴れる屋大阪休日レガシー1回目 2-3
晴れる屋大阪休日レガシー2回目 1-3
ん…あれ? 微妙…
1回目はまだ希望は残せたものの、2回目にいたってはボロボロである。
何がダメだったのか…。
各対戦デッキとの総合戦績は以下の通り。
VS エルドラージポスト 1勝2敗
VS 青白ソプターコンボ 0勝1敗
VS 青赤スニークショー 1勝0敗
VS 青白コントロール 1勝0敗
VS 青白ミラクル 0勝1敗
VS グリコン 0勝1敗
VS 青白石鍛治 0勝1敗
こうしてみると傾向は読みにくいが、負けた試合の敗因は大体パターンは共通していて、
・こちらがコンボを決めるものの、あと一撃というところでドレッドノートと倦怠の宝珠を除去されて負け
ということが多かった。
コンボが揃う確率は高いものの、コンボを決めた後に一度態勢を崩されるなどすると、負けに至ることが多いことがわかった。
特に最近は爆発域の存在が逆風であり、たった一度の起動でこちらのパーツとフィニッシャーを一掃されてしまう。
とはいえ、全く戦えないわけではないので、今後もしばらくは調整を続けていこうと思う。
To Be Continued…(たぶん)
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