【デッキ紹介】連合の実験室 vol.5「混種の頂点、ロアレスク~オリジナルデッキ構築のススメ~」【EDH】
デッキ紹介記事まとめは下記よりどうぞ
https://manacapsule.diarynote.jp/201812100147053518/



シミックン:「合宿に向けて、EDHのデッキを用意せねば!」

???:「…たし…き…」

シミックン:「でもせっかくだから、新しいデッキが組みたいな!」

ロアレスク:「わたしが、きたぁ!」

シミックン:「ヴァニファールたんはガチにしかならないし…」

ロアレスク:「わ た し が き た ぁ ー !!」

シミックン:「ピールとトゥーシーデッキはいい感じだったし、調整するか?」

ロアレスク:「わぁ たぁ しぃ がぁ

シミックン:「うるせー!!


…ということで、最新のジェネラルを実験体に、新たなるオリジナルデッキを組んでいきます。

今回はデッキ紹介だけではなく、シミックンのデッキ構築の流れを紹介したいと思います。

まずはレシピから。


■デッキ名:ロアレスクの呪い(感染+増殖)

統率者
《混種の頂点、ロアレスク/Roalesk, Apex Hybrid》

土地(33)
5《森/Forest》
5《島/Island》
《Tropical Island》
《繁殖池/Breeding Pool》
《霧深い雨林/Misty Rainforest》
《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
《汚染された三角州/Polluted Delta》
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《統率の塔/Command Tower》
《神秘の神殿/Temple of Mystery》
《内陸の湾港/Hinterland Harbor》
《植物の聖域/Botanical Sanctum》
《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
《風変わりな果樹園/Exotic Orchard》
《オパールの宮殿/Opal Palace》
《ならず者の道/Rogue’s Passage》
《魔道士輪の魔力網/Mage-Ring Network》
《灰のやせ地/Ash Barrens》
《カーンの拠点/Karn’s Bastion》
《爆発域/Blast Zone》
《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven》
《ラノワールの再生地/Llanowar Reborn》
《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》
《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》

クリーチャー(26)
《ぎらつかせのエルフ/Glistener Elf》
《荒廃の工作員/Blighted Agent》
《疫病のマイア/Plague Myr》
《胆液爪のマイア/Ichorclaw Myr》
《荒廃のマンバ/Blight Mamba》
《ヴィリジアンの堕落者/Viridian Corrupter》
《腐敗狼/Rot Wolf》
《死体の野犬/Corpse Cur》
《病毒のドレイク/Viral Drake》
《核をうろつくもの/Core Prowler》
《化膿獣/Putrefax》
《マーフォークのスカイダイバー/Merfolk Skydiver》
《かき鳴らし鳥/Thrummingbird》
《進化の賢者/Evolution Sage》
《流束の媒介者/Flux Channeler》
《幻影の像/Phantasmal Image》
《多面相の侍臣/Vizier of Many Faces》
《歩行バリスタ/Walking Ballista》
《水晶の這行器/Crystalline Crawler》
《水深の魔道士/Fathom Mage》
《呪文探求者/Spellseeker》
《永遠の証人/Eternal Witness》
《髑髏蛇/Skullwinder》
《進歩の災い/Bane of Progress》
《ムラーサの緑守り/Greenwarden of Murasa》
《森林の怒声吠え/Woodland Bellower》

ソーサリー(14)
《ウルヴェンワルド横断/Traverse the Ulvenwald》
《自然の知識/Nature’s Lore》
《遥か見/Farseek》
《ピールの気紛れ/Pir’s Whim》
《森の占術/Sylvan Scrying》
《不屈の自然/Rampant Growth》
《ニッサの勝利/Nissa’s Triumph》
《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
《破滅の終焉/Finale of Devastation》
《新生化/Neoform》
《異界の進化/Eldritch Evolution》
《テゼレットの計略/Tezzeret’s Gambit》
《途方もない夢/Wildest Dreams》
《模写/Quasiduplicate》

インスタント(14)
《急速混成/Rapid Hybridization》
《猿術/Pongify》
《白鳥の歌/Swan Song》
《マナ吸収/Mana Drain》
《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
《召喚士の契約/Summoner’s Pact》
《俗世の教示者/Worldly Tutor》
《召喚の調べ/Chord of Calling》
《輪作/Crop Rotation》
《頑固な否認/Stubborn Denial》
《英雄的介入/Heroic Intervention》
《シミックの魔除け/Simic Charm》
《大笑いの写し身/Cackling Counterpart》
《覆滅+複製/Repudiate+Replicate》

エンチャント(3)
《怨恨/Rancor》
《変態変異/Metamorphic Alteration》
《嘲る映し身/Mirror Mockery》

アーティファクト(7)
《魔力の墓所/Mana Crypt》
《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice》
《霊体のヤギ角/Astral Cornucopia》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《探検の地図/Expedition Map》
《呪術師のワンド/Sorcerer’s Wand》
《異形化するワンド/Transmogrifying Wand》

プレインズウォーカー(2)
《伝承の収集者、タミヨウ/Tamiyo, Collector of Tales》
《生命の力、ニッサ/Nissa, Vital Force》


■デッキ解説

大ぶりなアクションまでの準備のターンに毒カウンターを速攻でばら撒き、
中盤以降はロアレスクを出して牽制しながら増殖でじわじわと追いつめる戦略です。

Roalesk, Apex Hybrid / 混種の頂点、ロアレスク (2)(緑)(緑)(青)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ミュータント(Mutant)
飛行、トランプル
混種の頂点、ロアレスクが戦場に出たとき、あなたがコントロールしている他のクリーチャー1体を対象とし、それの上に+1/+1カウンターを2個置く。
混種の頂点、ロアレスクが死亡したとき、増殖を行い、その後もう一度増殖を行う。(望む数のパーマネントやプレイヤーを選び、その後すでにそこにあるカウンター1種類につき、そのカウンターをもう1個与える。その後、それをもう一度行う。)
4/5



ロアレスクは出たときと死亡したときに効果が誘発します。
この「死亡したとき」がクセ者で、統率者領域に戻すと誘発しないのです…!(愕然)
これでは、何度も唱えられるというジェネラルのメリットが死んじゃうんですー。

でも、増殖を活かさなきゃロアレスクじゃない!!

活かすには、殺す。哲学ですねぇ。

死亡誘発を利用したいなら、
①墓地回収する
②伝説コピーしてコピーを墓地に送る


特に②はロアレスクにピッタリで、+1/+1カウンターを2個乗せた後に増殖2回できます。

そういったパーツを多種多様、採用した形になります。


■デッキ構築の流れ

ここからが今回の本題。
シミックン的、オリジナルデッキ構築の流れをご紹介します。

前提として、身内でワイワイできるデッキを目指しているので、ガチ構築の参考にはならないかもですが、
オリジナルデッキを作ってみたいけどどこから手を付けて良いのか…とお悩みの方の参考になれば。

流れです。
①統率者を決める
②戦略・勝ち手段を決める
③関連パーツを調べる・集める
④100枚の束にする
⑤調整
⑥実践&修正


①と②ですが、これはどっちが先になる場合もあると思います。
今回はお告げにより①からスタートしましたが、「こんな戦い方がしたい!」から
どんな統率者がマッチするかを探してもよいでしょう。

具体的に統率者が決まったら、戦略をさらに掘り下げて手段を固めます。
ロアレスクで言うと、
増殖を活かしたい⇒死亡誘発を活かす必要がある⇒「コピーだったり、
増殖で勝つには?⇒毒殺⇒「感染クリーチャーといった感じです。

そして③。
②でたどり着いた「コピー」や「感染クリーチャー」関連のカードを調べまくり、
その中から採用できそうな順番に集めていきます。

④でようやくデッキが形になるわけですが、ここが難関でしょう。
構築済みデッキの改造なら差し替えていくのですが、
オリジナルデッキを組みたい場合は、ある程度の指針が欲しいですよね。

シミックン的なデッキ構成は、ざっくりと
・土地:30~35枚
・マナ加速:10~15枚
・妨害手段:10~15枚
・ユーティリティ:5~10枚
・メインパーツ:30~40枚

こんな感じ。

 ※ここでいう「ユーティリティ」は《永遠の証人》や《サイクロンの裂け目》など、
  色が合えば確実に入るカードの枠で、「妨害手段」などの調整枠とは分けて考えてます。


一応、配分の理由として多人数戦で「楽しむ」には、
アクションの”回数”と”種類”を多くするのがコツだと思ってまして、
マナ加速することで”回数”を増やし、妨害などの対抗策を用意することで
攻め以外の”種類”を用意する形です。
”種類”にはインスタントや起動能力など、タイミングという観点も需要です。

マナレシオがどれだけ優れていても、
バニラとソーサリーだけでは楽しいデッキになる気がしません。

そんな感じで配分した後、よくやるのは
同じ役割のカードを10枚ずつの束に分けて10セット並べること。
100枚が雑然と並んでいるよりは、デッキの中での配分を確認しやすいからです。

例えば「感染クリーチャー」を10枚、「コピー関連」を10枚並べます。
そこにさらに「増殖関連」を10枚を加えて、バランスを整えていきます。

同じ10枚でも、カテゴリごとに重要度やカードパワーの違いが出てくるので、
「感染クリーチャー」を2枚増やし、「コピー関連」を3枚減らし…
といった感じ。

そして100枚におさまったら⑤。
ここからテストプレイをしながら、マナカーブやパーツの選別をします。
繰り返す内に新しい発見やひらめきが出るのは当然。
プロトタイプからどれだけ磨けるかが完成度の違いにつながります。

そして⑥へ。


こうやってオリジナルデッキを作っています。
シミックンとしては、この過程が楽しくて仕方ありません。
もちろん、実践してその成果が出る瞬間もたまらないですけどね。


死亡誘発のクセを知った時はどうなるかと思いましたが、
案外楽しめるデッキになったと自負してます。


今回の実験はここまで。
次回はついに、あの混沌たるモダンの世界へ向かいたいと思います。

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