デッキ紹介記事まとめは下記よりどうぞ
https://manacapsule.diarynote.jp/201812100147053518/

≪マナカプデッキ探訪とは?≫
Mana Capsuleメンバーが普段使用しているデッキを紹介するコーナー。
こだわりのカードや調整などについて好き勝手語ってもらいます。


1です。
お久しぶりです。

昨年。

ジェイスラッシュ同好会が発足。
そして、数多のジェイスラッシュが考案されるも惨敗。
デッキが次々と解体されていった。


そして時代は流れ……

な、なんと
ジェイスラッシュの先駆者であるNinjiN君が
今年初めに行われた14th KMCIT Side Legacy イベントにて
ジェイスラッシュで4位入賞という華々しい結果を残したのだった!

http://mtgkmc.blog.fc2.com/blog-entry-745.html

快挙。行幸。
その日は浴びるように皆で酒を飲んだのは、いうまでもない。
ほぼ死滅状態だったジェイスラッシュ同好会もその日ばかりはレスの嵐。
(3人しかいないけど)

そして、この所業、ジェイスラッシュの健闘を祝うかのごとく
テーロス還魂記にて、ジェイスラッシュ同好会に1枚の運命のカードが啓示されたのであった!


《タッサの神託者/Thassa’s Oracle》(青)(青)
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk) ウィザード(Wizard)
タッサの神託者が戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上からX枚のカードを見る。
Xは、あなたの青への信心に等しい。
そのうち最大1枚をあなたのライブラリーの一番上に置き、残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
Xの値があなたのライブラリーにあるカードの枚数以上であるなら、あなたはこのゲームに勝利する。
(あなたの青への信心とは、あなたがコントロールしているパーマネントのマナ・コストに含まれる(青)の総数である。)
1/3



ただつよ。

そう、タッサの神託者はその強さゆえに…
同時に「もうジェイスいらなくね?」
ジェイスラッシュの根幹を揺るがす問題にも発展。
なんてこったい。


前置きはそのくらいにして
バント型のジェイスラッシュがある程度のポテンシャルを秘めていることが証明されたので
ジェイスラッシュの新たな可能性の模索を行おうというのが今回の目的。
そしてわたくしめが出した一つの可能性がこれ!

その名もJストンピィ!

Jストンピィ(ジェイストンピィ)
【クリーチャー】 16
☆1《タッサの神託者/Thassa’s Oracle》×4
《ヴィダルケンの霊気魔道士/Vedalken AEthermage》
☆4《願いのフェイ/Fae of Wishes》×3
《厚かましい借り手/Brazen Borrower》×2
《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》×2
《水底のクラーケン/Nadir Kraken》×4


【スペル】24
《衝動/Impulse》×4
☆2《パラダイム・シフト/Paradigm Shift》
☆2《Thought Lash》×3
《水蓮の花びら/Lotus Petal》×3
《金属モックス/Chrome Mox》×4
《虚空の杯/Chalice of the Void》×4
《防御の光網/Defense Grid》×2
《三なる宝球/Trinisphere》×2
《人知を超えるもの、ウギン/Ugin, the Ineffable》


【土地】20
《裏切り者の都/City of Traitors》×4
《古えの墳墓/Ancient Tomb》×4
《焦熱島嶼域/Fiery Islet》
《島/Island》×11


【サイド】15
《否定の契約/Pact of Negation》
《意志の力/Force of Will》×4
☆2《パラダイム・シフト/Paradigm Shift》
《プロパガンダ/Propaganda》×2
☆2《Thought Lash》
《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》×4
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
☆3《神秘を操る者、ジェイス/Jace, Wielder of Mysteries》



デッキ名のジェイスだが、サイドに1枚?

それおかしくね?って思っているあなた。
お気持ちはわかります。

でも、でもね。
なんか影で操ってる感すごくて、
ジェイスっぽくない?
というフレーバー要素も含ませたデッキ構成なよ。
それっぽくないですかね?
それっぽく。

まさに心技体(設定、強さ、芸術度)完全無欠なデッキがとてもします。


このデッキのざっくりした動かし方はというと
ストンピィ系の相手の動きを《虚空の杯/Chalice of the Void》や《三なる宝球/Trinisphere》で封じながら
その隙をついてコンボを決めるといったクールな内容。

青単の構成にいたったのも、最近の環境的に帳が幅を利かせていて
ハンデス確認からのコンボ始動がやりにくく
自己完結したほうが強いという結論にいたってしまった感じです。


このデッキの説明をば。


☆1
《タッサの神託者/Thassa’s Oracle》

みんなのアイドル(勝ち札)。
メインはこれで勝ちます。
着地能力スタックで破壊されてしまうと信心の数が減るため要注意です。
またレガシー環境ではもみ消しという悪魔も存在しているので
チャリスで1は指定して安全を確認してから唱えることにしましょう。


☆2
《パラダイム・シフト/Paradigm Shift》
《Thought Lash》

これらのカードでライブラリーを追放します。
《パラダイム・シフト/Paradigm Shift》の場合は、墓地にカードが2枚以下であれば
基本同一ターンに唱えてしまって勝負を決めるのが良い感じです。
また《Thought Lash》の場合は《タッサの神託者/Thassa’s Oracle》の着地の誘発にスタックで能力を発動することによって
神託者が仮に除去られてしまっても能力自体はスタックにのってしまっているため
防ぐことがもみ消し等の能力を打ち消すようなもの以外は対処のしようがありません。
《Thought Lash》は設置後、《衝動/Impulse》で《タッサの神託者/Thassa’s Oracle》をライブラリーの下に送り
次のターンに《Thought Lash》の能力を使用して《タッサの神託者/Thassa’s Oracle》をドローしたまま
プレイして勝つといった仕込みも可能だったりします。


☆3
《神秘を操る者、ジェイス/Jace, Wielder of Mysteries》

影の支配者。
トリプルシンボルがしんどいのでメインにはいれていません。
ただ《タッサの神託者/Thassa’s Oracle》とは違い願いのフェイでサーチが可能なため
サイドに価値手段としていれています。
ただし相手が青い場合は次のターンにコンボをしかけますよ、といっていると同じようなものなのでご注意を。


☆4

《願いのフェイ/Fae of Wishes》
実はこのデッキ、エルドレインに登場したこのカードをなんか使いたい。
ってところから始まりました。
コンボを通すために《Thought Lash》設置後に願いから《否定の契約/Pact of Negation》を
もってきたりと思いのまま。
クリーチャーのビートプランも悪くなく、その場合は十手を願うことで盤面を制圧できます。



●このデッキを回してていくつか思ったことを…

①罠橋いれないの?
最初サイドに入れていたのですが、実際に使ってみるとコンボデッキの性質上
手札をためながら戦うこともしばしあり、また1ターンに1枚しかカードを置けない状況も多く
手札が2枚以下になりにくいという感じでした。
そのためビート対策は《プロパガンダ/Propaganda》を採用しています。
《意志の力/Force of Will》の餌にもなるのが魅力的です。


②灯争カーンいれないの?
いれません。
いれたら、アーティファクト構成になってしまいラッシュデッキじゃなくて良い感じになってしまった。
といった感じです。
その代わりに
《厚かましい借り手/Brazen Borrower》
《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
《水底のクラーケン/Nadir Kraken》
といったカードたちで、攻めと受けを作れる感じにしています。


③サイドの《意志の力/Force of Will》
対コンボ用です。
コントロールに対してはいれません。
入れるといても《否定の契約/Pact of Negation》になります。
何度も書いている通り手札消費が激しいため青の餌を抱えていること自体がけっこうしんどいため。
受けにならざるを得ない要素は基本的に省きたい感じです。


④バントカラーの3テフェとオーコはやはり天敵
《Thought Lash》はバウンスするわ、妨害用のアーティファクトを破壊するわととてもつらいです。
遠眼鏡なども検討していたのですが
後ろ向きな受けのデッキ構成になりそうなので、
《人知を超えるもの、ウギン/Ugin, the Ineffable》
を入れることで、それらの対策且つ、手札消費の解決策として1枚突っ込んでいます。


⑤デッキの弱さとその対応
マナコストがダブシンが多いという点において
1ターンに動ける行動数が1回の場合が多く同一ターン内に勝負を決めにくい。
そのため相手にターンを一度渡してしまうケースが多いのが問題だったりします。
赤プリとの明確な違いが1枚の強いカードを押し付ける部分。
ってところだと認識しました。
このジェイス(青単)ストンピィはコンボが根幹にあるため
2枚ないと勝てず1枚を対処されると終わってしまいます。

初期段階では直観や知識の渇望等手札のアドやコンボをそろえることに特化した内容にしていましたが
結果、コンボのパーツをいなされてしまうと、もともとデッキの性質上手札消費が速いため
なすすべなく負けてしまいました。

そこで青いヤンパイこと《水底のクラーケン/Nadir Kraken》を導入することにより
コンボデッキではありつつもクリーチャーによる押しつけも可能となりました。

クラーケンのおかげで、戦いの幅が現状広がったのですが
唯一抱える悩みとして
ダブシンが多く1T目に青の展開が難しいときがある、といったところになります。

その部分を払拭できるかわからないのですが惑乱のスプライトやウーナの末裔等も試してみたいなぁと思っています。
シングルシンボルでクリーチャープランを立てられるため、うまく回らないかな?と。
惑乱はこちらの手札を減らさずに相手のカードを1枚つぶせる。
末裔は強化&除去対策。

いろいろと書きましたが、現状も調整中のため
次のイコリアが巨獣セットなためクラーケンをも超える青の強クリーチャーが出て
その部分を解決できるようなアイデアが生まれるかもしれません。

できればフェアリーがいいなぁ、と思いつつ。

引き続きこのデッキを長く育てていければと思っております。


それでは、またよろしくお願いいたします!

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