【デッキ紹介】マナカプデッキ探訪 Vol.19「UBハルクコントロール」【パイオニア】【UB Control】
デッキ紹介記事まとめは下記よりどうぞ
https://manacapsule.diarynote.jp/201812100147053518/

≪マナカプデッキ探訪とは?≫
Mana Capsuleメンバーが普段使用しているデッキを紹介するコーナー。
こだわりのカードや調整などについて好き勝手語ってもらいます。




こんばんわ。
Mana Capsuleの黒の信奉者です。
今回の記事はパイオニア向けです。

パイオニアが誕生して5ヶ月が経過しました。
マナカプ内でもよく遊ばれていて日々研究が進んでおります。
インバーター、ヘリオッドバリスタ、バントスピリット等の環境デッキから
怪しい電波を受信したオリジナルデッキなど多種多様です。

私が紹介するのは青黒のコントロールデッキです。
参入時から愛用していて調整はかけてますが本筋は変わっていません。


■デッキ名:UBハルクコントロール
■デザイナー名:黒の信奉者

■メインボード:60

クリーチャー:9
1 《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy》
2 《永遠神ケフネト/God-Eternal Kefnet》
2 《スカラベの神/The Scarab God》
4 《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk》

呪文:26
4 《選択/Opt》
2 《致命的な一押し/Fatal Push》
3 《思考消去/Thought Erasure》
2 《湖での水難/Drown in the Loch》
1 《アズカンタの探索/Search for Azcanta》
1 《暴君の嘲笑/Tyrant’s Scorn》
3 《至高の意志/Supreme Will》
3 《衰滅/Languish》
3 《ヴラスカの侮辱/Vraska’s Contempt》
2 《悪夢の詩神、アショク/Ashiok, Nightmare Muse》
2 《時を越えた探索/Dig Through Time》

土地:25
4 《湿った墓/Watery Grave》
4 《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》
2 《欺瞞の神殿/Temple of Deceit》
2 《異臭の池/Fetid Pools》
1 《イプヌの細流/Ipnu Rivulet》
1 《寓話の小道/Fabled Passage》
1 《ヴァントレス城/Castle Vantress》
1 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
4 《島/Island》
5 《沼/Swamp》

サイドボード:15
2 《否認/Negate》
2 《害悪な掌握/Noxious Grasp》
3 《才気ある霊基体/Gifted Aetherborn》
2 《神秘の論争/Mystical Dispute》
2 《漂流自我/Unmoored Ego》
2 《悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver》
2 《ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet》



デッキ解説
序盤を除去・ハンデス・打消し等で凌ぎ
終盤は優秀なフィニッシャーで蓋をする伝統的なコントロールデッキです。
メインフィニッシャーは奔流の機械巨人!(通称:青ハルク)

奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk
(4)(青)(青)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
瞬速
奔流の機械巨人が戦場に出たとき、あなたの墓地からインスタント・カード1枚を対象とする。あなたはそれを、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。このターンにそのカードがあなたの墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。

5/6


6マナ 5/6 瞬速と青とは思えないスタッツ。
EtBでインスタントを踏み倒せる強力な効果。
序盤に使った除去や打消しが必ず墓地にあるため腐ることはありません。
“時を越えた探索”も再利用できるので決まればとても強力です。

他の採用カードはカテゴリに分けてご紹介します。

除去
2 《致命的な一押し/Fatal Push》
2 《湖での水難/Drown in the Loch》
1 《暴君の嘲笑/Tyrant’s Scorn》
3 《衰滅/Languish》
3 《ヴラスカの侮辱/Vraska’s Contempt》

単体除去、全体除去、PW追放など幅広く採用しています。
メイン戦ではクリーチャーデッキに有利な構築になっています。
“致命的な一押し”は”寓話の小道”がないと腐ることが多かったので控えめに。
“暴君の嘲笑”は小回りが利くカードですがやはり後半腐りやすいので1枚のみ。
“衰滅”は貴重な黒の全体除去。破壊不能やプロテクションも回避できます。
“ヴラスカの侮辱”は破壊不能やPWを確実に対処できる良カード。
2点ライフゲインは地味ながら強力です。

ハンデス
3 《思考消去/Thought Erasure》

このデッキにハンデスは”思考消去”しかありません。
前方確認とトップ操作が行えるのでパイオニアでは一番丸いと思います。
”思考囲い”はとても強力ですが2点ライフを失うことを重く見ています。
後半引いたときにハンデスはとても弱いので増やしたくないのですが、
”苦悶の悔恨”は脱出カード対策に採用を検討しています。

Agonizing Remorse / 苦悶の悔恨 (1)(黒)
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたは、その中から土地でないカード1枚か、そのプレイヤーの墓地からカード1枚を選ぶ。そのカードを追放する。あなたは1点のライフを失う。


打ち消し
2 《湖での水難/Drown in the Loch》
3 《至高の意志/Supreme Will》

打ち消しも確定は無く枚数も少なめです。
“至高の意志”は序盤に、後半は”湖での水難”に頼っています。
どちらも”打ち消し以外の効果を持っている”ことが特徴です。
打ち消しは状況が互角or有利の時には強力ですが不利な時には腐りがちです。
状況に応じてドローや除去に使用できることを高く評価して採用しています。

フィニッシャー
2 《永遠神ケフネト/God-Eternal Kefnet》
2 《スカラベの神/The Scarab God》
4 《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk》
2 《悪夢の詩神、アショク/Ashiok, Nightmare Muse》

どのフィニッシャーも単体で勝ち切る可能性が高いカードばかりです。
クリーチャーはタフネス5以上を有しているので”衰滅”も気軽に使えます。
どのカードも説明不要なほど強力ですが”永遠神ケフネト”だけご紹介します。

God-Eternal Kefnet / 永遠神ケフネト (2)(青)(青)
伝説のクリーチャー — ゾンビ(Zombie) 神(God)
飛行
各ターン、あなたはあなたの最初のカードを引くに際し、それを公開してもよい。これによりあなたがインスタントやソーサリーであるカードを公開するたび、そのカードをコピーする。あなたはそのコピーを唱えてもよい。そのコピーを唱えるコストは(2)少なくなる。
永遠神ケフネトが死亡するか戦場から追放領域に置かれたとき、あなたはこれをオーナーのライブラリーの一番上から3枚目に置いてもよい。

4/5


4マナ 4/5 飛行と青とは思えないスタッツ。(2回目)
各ターンの初回ドローがインスタントかソーサリーなら公開して2コスト軽くしたコピーを作成する効果を持っているのですが、”選択”があると相手ターンにも発動することが可能です。
デッキの約4割がコピー可能なのでアドバンテージを稼いでいけます。
“打ち消し以外の効果を持つ”打ち消しカードを採用しているのもケフネトとのシナジーを考慮した結果です。
このデッキの影の主役といっても過言ではありません。

その他
1 《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy》
4 《選択/Opt》
1 《アズカンタの探索/Search for Azcanta》
2 《時を越えた探索/Dig Through Time》

“ヴリンの神童、ジェイス”はフィニッシャーとして十分なスペックなのですが除去耐性が低すぎるため1枚だけ採用しています。

土地
”イプヌの細流”はインバーター対策で採用しています。
“寓話の小道”が1枚なのは持ち合わせが無かったためです。もう1枚くらい採用したいです。

サイドボード
2 《否認/Negate》
2 《害悪な掌握/Noxious Grasp》
3 《才気ある霊基体/Gifted Aetherborn》
2 《神秘の論争/Mystical Dispute》
2 《漂流自我/Unmoored Ego》
2 《悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver》
2 《ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet》

主にコンボデッキやアグロデッキ対策です。
個人的にお気に入りなのは“才気ある霊基体”で絆魂を持つためライフを攻めてくるデッキには効果抜群です。”乱撃斬”や”砕骨の巨人”でトレードもできないので高評価。
“悪夢の織り手、アショク”は趣味で採用していますがコントロールデッキやクリーチャー多めのデッキで活躍します。

プレイ所感
マナカプ環境ではかなり優位に戦えている印象です。
クリーチャー主体のデッキにはほとんど負けることがありません。
一番辛かったのはシミックンさん特性の”睡蓮の原野”デッキですね。
土地には干渉できないので”漂流自我”が間に合わなければ基本負けです。
今後増えてくるようであれば”減衰球”の採用も視野に入れる必要があります。

最後に
いかがでしたでしょうか。
コントロールはパイオニアでも青白がメジャーですが青黒も十分戦えます。
4/2からイコリアのプレビューが始まりますので環境にも影響が出そうです。
新しいアーキタイプが台頭しても対応できるように調整を続けていきたいと思います。

ご愛読いただきありがとうございました!






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